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    たった5分で嫌になっちゃった話。

  • 2010.04.05
  • 本当は、本当はね、こういうこと書きたくないんですよ。批判とか中傷とか、そういうのは。と言いつつ、あれこれ書いてるわけですけど、これは「少しでも良くなってほしい」という現れですからね。

    で、今日はドラマの脚本について。

    もう番組名とかも言ってしまおう。4月4日の夜にスペシャルで放送されていましたね。「世にも奇妙な物語」。で、全然見る気もないまま、5分くらい経ってチャンネルを合わせました。香里奈さん出演の分。その9時5分から9時10分までのわずか5分の間に、本当に嫌になっちゃったって話です。

    ネタバレでもなんでもないので書いてしまいますけど、まず1つ目。
    どうやら香里奈さんは事件記者らしい。で、自宅のような部屋に居るときに電話がかかってきて、それに対する受け答え。もちろん、これは一言一句間違いないわけではないですよ。ニュアンスとして言った言葉を書き出します。
    「あと15分後に現着できるから」
    え? どういうこと? もちろん言ってることはわかります。「15分後には現地に着く」ということなのでしょう。だったら、「15分で着くから」でいいですよね? 「あと15分後」というのがおかしな言い回しですし、「あと」と付ける場合は、例えばなんらかの事情で遅れていて「まだですか」「あと15分で着くから」みたいに、それまでにもそこに向かって動いている状況が必要だと思うのです。

    2つ目。
    現地に向かっているときに、後輩と思われる人物が車で通りかかる。そこでの会話。
    「でも、本当に良かったんですか。久々の休暇だったのに」
    え? え? どういうこと? もちろんね、これも言ってることはわかります。「お休みのところ恐縮です」ってことでしょう。だったらそう言えばいい。自分たちで電話で呼んでおいて「本当に良かったんですか」ってそんなバカなことを言う人っているのでしょうか。

    3つ目。
    事故現場に到着する香里奈さんと後輩。ビデオカメラを回しながら事故の被害者の救済に当たります。で、それをニュースで伝えるアナウンサーの言葉。
    「レスキュー隊より早く到着した当番組スタッフが救助にあたり……」
    え? えぇっ? どういうこと? ことの詳細はこういうこと。たまたま通りかかったスタッフがいた。それで、香里奈さんをはじめとする取材チームに連絡をして、みんなが駆けつけた。それがレスキュー隊より早かった。だとしたら、この最初に通りかかったスタッフは、レスキュー隊より先に取材チームに連絡したってことになりませんか? 救急車の平均到着時間(全国)はおよそ7分。都内だったらもっと早く到着する可能性だってある。まぁ、香里奈さんの居たところからかかる「15分」というのが、「走って」だとしたら、2~3kmのマンションに居たのでしょう。で、会社はそこから車で数分。現地までも数分。その車にたまたま巡り合わせたから、早く到着できた。それでよし。いいの?

    4つ目。
    上司が香里奈さんに現場からデスクへの異動を伝えます。そのときの香里奈さんの言葉。
    「嫌です。私は現場が好きなんです」
    もうさ、ちょっと勘弁してください、本当に。詳細を説明します。香里奈さんは「めざましテレビ」のスタッフなんです。「めざましテレビ」と言えば、「目覚まし調査隊」とかやってるとこですよね? そのスタッフが「私は現場が好きなんです!!」とか、もうね……。

    5つ目。
    事件の映像にすべて映り込んでいるオヤジがいるんです。これが今回のストーリーの肝なんですけど、どうしてそんなことができるのか、という会話。
    「わかった。ほら昔もあったじゃないですか。自分で放火して消火して、ヒーローになりたいみたいなのが」
    「私も考えた。でもほら、見て。だったら一番に救出するんじゃない? それなのに彼は助けようとしていないのよ」
    だから? だからなんなの? 「ヒーロー限定」で考えないでよ。事件起こして、救急車とか消防車とかマスコミとかが集まって来るのを見てるだけで楽しいっていう犯人なんでしょ、このオヤジは。それで決着でしょ。


    ふう。
    いいんです。たかがドラマだし。そんなに真剣に考える必要もないこともわかってます。でも、これがたった5分に起きた不可思議な話の展開ですよ。だから「世にも奇妙な話」なんだ、って、そんなわけではないでしょう?
    とはいえ、最近のドラマには本当にこういうことが多すぎて、だからこそそれがドラマ離れに繋がっているんだと思います。どうしても視聴率があがらない→安易な原作に頼る→更なる視聴率の低下……、スパイラル。
    「ではおまえがやってみろ」と言われるかもしれません。でも、それはそう言う問題じゃありません。

    例えば、車を作るにしても、何十何百という行程があって、それをひとつひとつ、ネジ1本締め忘れないように作り上げていく。制作工程に無理が生じないように、破綻が起こらないように、すべての製品は正確に作られていく、そういうものです。
    料理だってそう。そこに醤油や砂糖を入れるのは理由があるからで、思いつきで適当に入れていったらとてもじゃないけど食べられないものになります。それが個人の家で作られたのなら、味が濃すぎたり、煮すぎて崩れたりしてしまってもご愛敬ですが、お金を頂戴する以上、適当なことをしていいはずがありません。どうしても適当なことをしたいのなら、適当なことが正当化できるようなぶっ飛んだ設定にすればいいだけのこと。ギャグマンガにツッコミは不要ですから。

    僕が気になってしまうこういった細かなミスの積み重ねは、大きな謎の信憑性をも狂わせていきます。僕は「世にも~」の結末を見て、「そんなことあるか」と言ってるわけではありません。この作品は明らかに不自然な謎が最初から存在しているわけですから、そこにいたる過程は神経質すぎるくらいでも構わないと考えます。そうすることによって、不可思議な事件がより緊張感を持って描かれ、迫力あるものとなって心に迫ってくるのではないでしょうか。

    僕は、クリエイターの端くれであるからかもしれませんが、そういう適当さに対してすごく不快感を覚えます。つまり、末端で行われる適当さや偶然性に、嫌悪を感じます。それは少し過剰すぎるかもしれません。けれども、上に書いたように、日々、どんな職業であれ真剣に作業が行われていることを鑑みると、いくら娯楽とはいえ適当さが許されるはずがないと思うのです。

    【以降にネタバレを含む話が続きます】

    以前、映画の「アバター」に対して、酷い点数をつけたことがあります。それもそういった理由からです。
    僕が「アバター」で一番に疑問視したもの、それは、その星に生えている木々をいとも簡単になぎ倒す獣が存在したことです。
    前足を振り下ろしただけで木々はまるで発泡スチロールのように砕け散り、牙を立てれば豆腐のように崩れました。それほどまでの強い腕や顎の力を、なぜその獣は持たなければいけなかったのか、そして、では木々はなぜ、それらに耐えられるほど強くならなかったのか。この点がどうしても不自然なんです。
    片方だけが急激に進化を遂げることは通常考えられません(人類はその常識を超えてしまいましたが)。獣が弱肉強食に叶うように力を強化したのだとしたら、そしてその回転サイクルが早い分だけ一方的に強くなったのだとしたら、ある意味理屈は通るかもしれません。けれど、それによって木々は星から消滅するでしょう。獣と同じサイクルで回転できる草花や低木だけが残る草原のような景色となるはずです。
    にも関わらず、その砕け散る様子を、単に迫力や恐怖感を伝えるために挿入したこと、それによって僕はもう見る気を失ってしまいました。そんなのは想像力でもなんでもない、ただの妄想です。

    もうひとつ。
    小栗くんが主演をしていた刑事ドラマがありました。街中で拳銃を普通に撃ったりする、そういうドラマです。そんなシーンに目くじらを立てることはありません。僕が気になったのは、その最終回。
    クリスマスを迎えるとき(深夜零時)、教会の大きなクリスマスツリーにライトが灯されます。それをまた来年も見に行こうという約束をしていた2人がいます。そして当日、そこにはその2人しかいません。
    どうして? そんなドラマチックなイベントならばカップルが溢れていなければいけないでしょう?
    2人にしか知られていないイベント?
    ──まさか。
    2人しか行けないところにある?
    ──まさか。
    だとしたら、この2人のどちらかが仕掛けたイベントとしか考えられません。
    ──どうやって? 子分を使って?

    そう、その1人はギャングのボスなのですが、この彼が自分の素性を隠しています。で、恋人に向かって言います。
    「やっとわかりあえる人に出会えたと思ったのに」
    どういうこと? あなたはギャングであることを隠していたのに?

    で、最終的にボスは自殺を図るのですが、それは阻止されます。で、捕まえた小栗くんがギャングのボスに言います。
    「生きて償え」
    無理でしょ? 何人も殺してます。

    ね。本当に本当に嫌になるでしょ?

    テーマ : 日記というか、雑記というか…
    ジャンル : 日記





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    常盤荘太郎

    Author:常盤荘太郎
    いろいろと調べることが好きで、そのことでわかったことを基本に日常の疑問、感じたことなど、日々の話題にいろいろとツッコミを入れていきます。
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