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    iPadの目指すもの。

  • 2010.02.03
  • うーん、また大げさなタイトルをつけてしまいました。
    「iPadの目指すもの。」? そんなのわかるはずがないのに。

    で、iPad。
    日本での発売はまだ未定のようですが、アップルのサイトを見ると、iPadの紹介がトップに来ているので、発売しない、ということではない様子。iPad発売日にはまだ表示されていなかったので、逆に言えば、具体的に発売日が決まったのかもしれませんね。

    さて、iPad。
    いったい何ができるのか。
    現状でのiPadの理解というのは「タブレット型PC」というのが一般的な見識でしょうが、これはその性質上、PCではありません。
    では、これはなにか。
    ざっくり言うと、これは大きなiPod Touchなわけです。

    任天堂からもDSi LLという画面が少し大きいものが出ていますが、これは辞書的なものや家計簿、右脳訓練など学習用など、さまざまなアプリケーションが出たことにより「持ち運ばない」タイプとしてこのようなサイズが考えられたのだと思います。
    日本ではiPodと言えば、携帯音楽プレーヤーという認識が圧倒的ですが、海外でのiPod、特にiPod Touchの認識は日本のそれとは異なります。また、アップル自体、iPod Touchを携帯音楽プレーヤーではなく、ポータブルゲーム機という認識で捉えており、それを基軸とした展開が行われています。つまり、任天堂が携帯用ゲーム機としてDSを、家庭用ゲーム機としてDSi LLを出したのと同様に、携帯用としてのiPod Touch、家庭用としてのiPadという考え方です。
    ただ、アップルは単にそれだけの理由でiPadを出したわけではありません。アップルは当然のことながらiPadを「携帯用」として考えているのです。

    で、アップルがなにを考えているか、iPadでなにをしようと思っているのかを考えるにあたり、そのサイズから読み解いて見ることにします。

    iPadの画面サイズは9.7インチ。○インチというのは対角線の長さをインチで表したもので、タテヨコの比率は3:4が基本形となります。で、ざっくりと三平方の定理を使って計算してみると、9.7インチというのは、タテ19.7センチ、ヨコ14.8センチくらいになります。実際には画面の周囲に枠がついて、本体自体の大きさはタテ24.28、ヨコ18.97センチになるわけですが、画面サイズをわかりやすく言うと、A5サイズ(21×14.8センチ)くらいとなります。ちなみに、iPadはその発表時のプレゼンテーションやボタンの構造から考えるに、タテにして使うのが正しい(というか王道)ようです。

    さて、このA5というサイズ、これはつまり教科書や参考書と同じくらいの大きさです。
    で、さらに、この9.7インチ、これはもうひとつ、amazonの電子ブックリーダー「Kindle(キンドル)」(→Wikipediaによる解説)も同じサイズというところが興味深いところです。
    で、amazonとアップル、この両者は今後、電子書籍、電子出版という分野に大きく進出していくわけですが、amazonがあくまでも商用の電子書籍のシェア拡大を狙っているのに対して、アップルは単に電子書籍、電子出版という枠組みにとらわれない、さらに広いエリアを目指していると考えられています。

    それは教科書という一大マーケット。
    世界中どこに行っても教科書を使わない学生はいない一方で、教科書にはさまざまな欠点があります。
    まず、教科書代は高いと一般的に考えられています。日本では新学年を迎えると同時に新しい教科書を買うことはごく当たり前のことですが、世界を見渡してみると教科書は兄弟や知人から譲り受けたり、古本屋で買い求めたりすることがごく普通に行われています。ところが前任者がいるということは、汚れや書き込み等も考えられますし、なにより情報が古い可能性だってあります。
    また、各教科ごとに教科書を持ち歩かなければいけないので、例えば忘れてしまったり、あるいは図書館で自習をしようとしたときに持っていなかったりということも考えられます。
    そして、教科書の一番の欠点は、教科書に書かれていることがすべてで、発展性がないことです。例えば、日本史の時間に徳川幕府のことを勉強しているとした場合、家康や家光、吉宗、綱吉あたりは教科書にもそれなりの解説が掲載されているでしょう。では、六代家宣は? 七代家継は? 家治や家斉や家慶や家定や家茂は? と来たらもうお手上げ。また、歴史上に登場する地名から、現在その場所がどのようになっているのかという地理的な話に飛躍することはできません。歴史は歴史、地理は地理という縦方向の勉強しか行えず、相互理解を深めることが難しいのが現状です。
    ところが、iPadが教科書の代わりを果たせるのであれば、各項目にリンクを張ることで横断的な学習もできるようになりますし、さらに最新情報をインターネットを使って調べることもできます。音楽の授業では実際の音階やさまざまな民族楽器の音なども体感できますし、生物の授業では鳥や動物や昆虫などの動く姿、鳴き声なども知ることができるようになります。
    これはつまり、世界中のすべての事象が掲載された大百科事典を持ち歩くような画期的なことであり、学習方法自体が大きく変化することも考えられます。

    もちろん、だからといってすべてがこの数年に大きく変化するわけではありません。
    ただ、携帯電話やインターネットなどは、この10年15年で飛躍的に普及し、人々の生活を大きく変化させることとなったわけで、iPadやKindleが次の世界を作る可能性は十分にあるわけです。事実、携帯電話がこれだけ普及したにも関わらず、iPhoneは携帯電話の収益モデルを大きく変化させました。従来までの通話料を主体としていた収益が、アプリケーションや音楽といったコンテンツのダウンロード、インターネット接続などの通信料へと変化し、ソフトバンクの収益拡大に大きく貢献しています。

    また、1月31日には就職活動にiPhoneという記事も掲載されていました。
    会社説明会の申し込みをするにあたり、ウェブ接続ができるiPhone(を含むスマートフォン)が学生達に人気という内容です。これら、iPhoneを購入した学生達は社会人になってもiPhoneを利用するでしょうし、その利便性の高まりにつれて社会は一気に動いていく可能性があります。こういった動きは携帯電話やインターネットによってすでに証明されているのです。

    テーマ : 気になるニュース
    ジャンル : ニュース





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