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    「単純なミス」という最低の逃げ口上。

  • 2010.01.16
  • 今現在、このブログは方向性を検討中で、記事を書くことはしていなかったのですが、あまりにも、とのことでつい。

    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100115-00000643-san-soci
    民主党小沢幹事長の元私設秘書で陸山会の会計事務担当だった石川民主党衆院議員と、後任の会計事務担当だった小沢氏の池田元私設秘書が逮捕された。また、元会計責任者の大久保公設第1秘書の逮捕状も取ったというニュースが伝わってきました。
    1人の議員の秘書が3人も逮捕されたというのは、まさに異常事態であると考えます。

    事件の流れは何度も報道がなされていますから、ここでは取り上げませんが、この事件に関しての当人である小沢幹事長の対応があまりにもひどいです。

    まず、小沢幹事長は今回の事件について「単純なミス」であると何度も繰り返しています。この発言が一番ひどいと思えるので、題名としましたが、簡単に言えば「単純なミス」で済まされるわけはない、というのが僕の考え方です。その上で、「法に触れるようなことはしていない」と言い切っているのですから、誠に不誠実であり、その考え方はとうてい理解できるものではありません。

    僕は例え話を出すのが好きなので今回もあえて例えさせていただきますが、例えば右折禁止の交差点を「うっかり」曲がってしまったとした場合、それは誰の目にも明らかな不法行為です。白バイが近寄ってきてサイレンが鳴らされ、車を停められ、最終的に反則切符が切られることになります。ここでいくら「単純なミス」であると言い逃れしようとしても、そして例えそれが本当に「単純なミス」であったとしても、不法行為をしたという事実が覆るわけではありません。そこで何度も「単純なミス」を繰り返し主張し、反則切符に署名することを拒めば、例えそれが「指定方向外進行禁止(違反点数2/反則金普通自動車7千円)」という軽微な違反であっても最終的に逮捕されることもあるかもしれません。

    今回の事件は、本当に「単純なミス」であるのなら、そしてそうであるのならそうであるほど、少しでも早く解決しなければいけなかったはずです。ただし、「一般的に考えた場合」に納得できる説明ではないため、小沢幹事長が東京地検に説明したからといってそれで解決するものでもないでしょう。では、そういうように簡単なシンプルな説明ができないもの、それが果たして「単純なミス」であるでしょうか。

    確かに、あまりにも単純なミスである場合、「なぜ、そうしたのか(そうしなかったのか)自分でもわからない」ということもあるでしょう。
    「右折禁止」の例で言えば、「なんで曲がったんだ?」と問われても「曲がりたかったから」「曲がってもいいと思っていたから」としか説明できませんし、逆に知らかなった以上、結果として「違反ですよ」と言われれば「すみません」と謝罪し、罪を受けるしかないでしょう。
    そこが右折禁止であることを知っていた場合(今回の事件では「政治資金規正法」に則って記載しなければいけないことは知っていた、のに「忘れた」)、「うっかりした」もしくは「(知っていたけど)忘れていた」ということになるかと思いますが、「なぜうっかりしたのか」「なぜ忘れていたのか」に対応する理由を見つけることができません。もちろん、これが右折禁止の事例であれば「そこが禁止であることは知っていたけど、しばらくぶりだったので忘れてしまっていた」という理由は立つでしょう。けれど、秘書は、もしくは会計責任者は、帳簿に会計を記すことが仕事であり、毎日毎日何件もの収支を記載しているわけで、この「4億だけ」忘れたという理由は成立しません。
    また、仮に、その秘書がとにかく忘れっぽいのだとしたら、民主党の実質トップである小沢幹事長の秘書がそのような「マヌケ」で通用するはずもないでしょう。
    ちなみに、過去に民主党の新人議員の経歴について調べたことがあるので、同じように石川議員の経歴を調べてみると、「早稲田大学商学部卒業」とあります。まして、彼は1973年生まれですから、団塊ジュニアのど真ん中、過酷な受験戦争を勝ち抜いて早稲田大学に合格したわけで、そんな彼が「マヌケ」なはずがないでしょう。

    さて、かようなつたない説明からも、「単純なミス」という言い訳が成り立たないことはわかるでしょう。

    で、小沢幹事長の最低な対応をもうふたつ。

    「これだけ書いてまだひとつ目?」と思われるかもしれませんが、あとのふたつは事件の言い逃れではなくて、気になったこと。

    まず、「国民のみなさんも理解してくれているだろう」という発言。
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100114-00000058-san-pol
    これには鳩山総理も同様の発言をしています。
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100115-00000517-san-pol
    曰く、「こういう問題が選挙前からあったにも関わらず民主党を支持したのは国民だ」という理論ですが、そんな理論が成立するのであれば、この日本に国会議員など不要となります。なぜなら最初にマニフェストを掲げ、それをかけて選挙を行ったのであれば、その後の政策はすべてマニフェストに掲げた通りに「国家運営委員会」的な組織が運営すればいいわけで、何百人もの議員、それをとり囲む秘書に対して国費を払わずに済むので、そうしてもらった方がありがたいというもの。
    それに、そもそも論で言えば、民主党を支持したのではなく、自民党を追放するために民主党を選んだという、消去法による選択の様相が濃い今回の政権交代に、そのような理論を持ち出されてはたまりません。
    我々国民は、少なくとも僕は、「信頼してすべてを民主党に委ねた」のではなく、「民主党に期待した」だけであり、期待はずれの政策や不祥事が起これば、それは例え選挙前からくすぶっていた問題であっても許容できるわけではありません。
    それを理解せず、「信を得ている」という言葉を振りかざす姿勢は、逆に言えばそこにしか拠り所がないようにも見えて、誠に滑稽です。

    最後に、12日の記者会見の様子に関して、詳細を知らない人は下のリンクを必ず読んでほしいと思います。驚愕するので。
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100112-00000598-san-pol

    この記事には記者とのやりとりが全文掲載されているので、その雰囲気は伝わるかと思いますが、特に冒頭の今回の事件に関するくだりがあまりにも記者を、そして国民をバカにしていると思います。

    冒頭、陸山会の土地購入問題について、と質問を切り出した記者に続けて、「あと他にありますか。その、これに関連したの。関連したものであれば言ってください。先に。いっぺんに答えますから」と言った小沢氏。
    これに合わせて記者たちが次々と質問を投げかけるが、「うんうん、はいはい、ほかには?」とさらなる質問を要求。この間、5分か10分か。で、「今、この段階で個別のことについて、私がいろいろと申し上げることは、差し控えるべきであろうというふうに思っております」が答え。
    そうならそうで、なぜ最初に言わないのか。なんのための記者会見なのか。
    続けた言葉の中に「意図的に法律に反するような行為は、していないものと信じております」とあったけれど、ではなぜ答えることができないのか、と本当に憤慨させられる場面でした。

    今までも、これからも、「捜査中のため」という言葉が「ノーコメント」の代用として多用されることがあるでしょうが、一般的には、不正がないのなら公明正大に話せばいいじゃないか、と思うのが通常の感覚。
    もちろん、憲法第三十八条や刑事訴訟法第四十七条によって、本人に不利益となる証言は拒むことができ(これは取り調べや公判の段階ですね)、刑事事件と扱われた場合(大久保秘書は立件されてますね)、むやみに公にしてはいけないことはわかります。
    ならば、公にせずとも、東京地検の聴取に応じ、「地検ですべて話してきました」とすればいいわけで、聴取にも応じない、記者会見でも話さないでは、いったい、いつ・どこで・どうやって説明をするのかがわかりません。

    上の記者会見のなかで、小沢幹事長は、「いずれにしても、きちんと一応の区切りがつきましたならば(略)お答えいたしますが」と述べていますが、それは捜査が終了した後ならば話すということでしょう。となると、当然、捜査によってわからなかったことは話すはずがなく、場合によってはすべてが闇のなかのままという事態も考えられます。

    国民はそういう古い政治の体質をいつまでも続けている自民党に辟易して民主党に希望を託したわけで、民主党も結局、自民党と同じということになれば、本当にこの国は崩壊してしまうでしょう。小沢幹事長や鳩山総理が自民党出身であり、小沢幹事長などはまさに「ザ・自民党」であったわけですから、期待した方がバカだったということになるのかもしれませんが、「結局同じ」という感覚を国民に与えることは、この「変革」を旗印とした民主党にとっての最大の裏切りであると思うのです。


    テーマ : 民主党・鳩山政権
    ジャンル : 政治・経済





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