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    舛添氏は利用されたのか。

  • 2010.04.26
  • 比例1000万票で10議席目標=「第三極」で選挙協力も-舛添氏

    引用ココカラ◆新党改革の舛添要一代表は25日午前のテレビ朝日番組などで、夏の参院選について「比例代表で1000万票集まれば10人は通る。キャスチングボートを握れる数として10人は通さないといけない」との目標を示した。
     みんなの党やたちあがれ日本など「第三極」を目指す新党との連携については、「勝つためには参院選前に選挙協力をしないといけない」と前向きな姿勢を示した。
    ◆ココマデ

    国民の選ぶ「最も総理に相応しい政治家」舛添氏が、「新党改革」を立ち上げました。
    ところが、その初期メンバーが「改革クラブ」の3人、自民党から公認を得られなかった2人という内容となったことで、「舛添氏は体よく利用された」という意見がこの週末を賑わせました。
    実際に改革クラブの渡辺代表が「舛添新党ではない」と、「彼が改革クラブに入党するだけだ」と明確に発言したことで、最も注目された男も「おまえもか……」と、一気に国民から呆れられた感じになってしまいました。そして上に引用した発言、「1000万票取る」です。当然、「無理だ」と思われ、「自分の人気を勘違いしている」と考えられてしまうでしょうが、果たしてそうでしょうか。

    彼が自民党に請われて出馬し、「300万票取る!」と豪語した2001年(第20回参議院議員選挙)に獲得できたのは158万票。2期目となった2007年(第21回参議院議員選挙)、舛添氏は100万票以上減らして、わずか47万票しか獲得することができませんでした。それをもって「1000万票とは大風呂敷を広げたもんだ」と思う方も多いかもしれません。ただ、それは単純には当てはまらないのでは、と考えます。

    この年の2月、年金の納付者を特定できない記録が5000万件を超える、いわゆる「年金記録問題」が発覚します。この5000万件超という数字は強烈なインパクトとなり、自民党の支持率は急降下します。ここで夏に控えた参院選に対し自民党が取った戦略は郵政造反組の復党でした。これもマズかった。さらに、「政治とカネ」を巡る問題から、松岡農水相が自殺、また、現役閣僚による失言が相次ぎ、自民党は大惨敗、第一党から転落となりました。
    7月29日、投開票の結果、舛添氏の得票は上にも書いたように47万票で、個人得票ランキングでは7位という結果に。しかし、1位から5位までが公明党の候補者、6位の相原久美子氏は自治労の組織内候補で、かつこの選挙で第一党となった民主党の候補者であったことを鑑みれば、この舛添氏の47万票は大健闘だったと言えると思います。さらに、このとき、彼はまだ厚労相ですらありません。

    さて、マスコミ報道によって、なんとなく「残念な」感じになってしまった舛添氏ですが、1000万票は無理だとしても、この民主に対する逆風下で、かつ厚労相としての実績を踏まえて判断すれば、そこそこの得票は期待できるかもしれません。特に、「第三極」の中心と言われている「みんなの党」との連携が成功すれば、その期待は一気に高まることとなるでしょう。

    で、改めて。舛添氏は利用されたのか。

    僕は舛添氏は利用されたのではなく、うまく利用したのだと考えています。
    党を新たに立ち上げるには、お金も時間も労力もかかります。噂の範疇ですが、民主党を立ち上げるとき、鳩山マネーから提供された金額は20億円とも言われていますから、その金額は莫大です。それほどまでとは言わなくても、党本部や事務所、地方の政党支部、それらの事務費や雇用などを考えれば、どう考えても新規立ち上げより、従来からある党を「乗っ取る」方が話が早いのは明白です。
    これは、例えば、(いい例かどうかは別として)ライブドアの堀江氏が取った手法や、ソフトバンクの孫氏が取った手法を考えれば、より話は明確です。
    堀江氏は当時、無料ISP事業を行っていたライブドアが破綻したのを機に、この事業の営業権を譲受。その後、創業名であるオン・ザ・エッヂ(改組して最終的に株式会社エッヂ)より、一般的に認知度が高かったライブドアを社名としたことが知られています。また、通信事業に進出したがっていた孫氏が日本テレコムやボーダフォン日本法人を、そして広告媒体としてのダイエーホークスを買収したのは周知の事実です。
    これらの例のように、舛添氏は自分自身の知名度と人気を担保に、改革クラブをうまく乗っ取ったのだろう、そう僕は思っています。

    衆議院と参議院ではその任期や選挙後の活動内容も違ってきます。
    衆議院議員が付きものの解散を巡り、選挙活動にばかり従事し、政治活動がおろそかになる例を散見します。一方、参議院には解散はありませんから、舛添氏はあと3年、じっくりと党運営や政治活動、仲間の獲得などに時間を費やすことが出来ます。同時に、今回の参院選で幾人かでも獲得できれば、彼らは今後6年、新党改革の党員として政治活動を行うことが補償されるわけです。舛添氏自身はよほどのことがない限り次回の参院改選でも当選するでしょうから、実質9年に渡って強固な下地を作ることができるわけです。とは言っても彼も61歳。9年後では70歳になってしまいますから、あるいは次期衆院選のタイミングで衆院に鞍替えし、議席獲得増を目指す可能性も十分に考えられますが。

    さて、「新党が乱立したことで票が割れ、結局は民主党に有利になる」との見方が強まっています。これには全く同意見です。小沢氏をはじめとする民主党執行部は、万が一にも民主党が過半数を維持すれば、それを逆手にとって「信を得た」と表現するでしょうし、そのことは民主党の暴走に歯止めを効かなくさせ、危険な事態を招く結果となる可能性を孕んでいます。
    小泉進次郎氏が「反民主で一致しているなら、みんなくっついちゃえばいいのにね」と言っていましたが、まさにその通り。この家計は一言で表現するのがとても上手なようです。

    参院選まであと3カ月。刻一刻とその日が近づいて来ています。それまでにもう一波乱起こるのか、要注目です。

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    テーマ : 政治・時事問題
    ジャンル : 政治・経済





    この政権はもう駄目だ。

  • 2010.04.17
  • 4月16日産経新聞「鳩山首相『普天間なんて皆、知らなかった。メディアが動きすぎ』
    引用ココカラ◆鳩山由紀夫首相は16日、国会内で自らの後援者らと懇談し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について、「普天間なんてみなさん知らなかったでしょう。それ(普天間問題)が国民の一番の関心事になること自体が、何かメディアがいろいろと動きすぎているなと思っている」と述べた。◆ココマデ

    マスコミを敵に回して得をした人を僕は知りません。
    もちろん、これはマスコミに「擦り寄るべき」ということではありません。ただ、自らの失策を「マスコミが騒ぎすぎたため」と転嫁したツケは、あとで大きな痛みとなって跳ね返ってくるでしょう。
    また、「マスコミは民意を反映している」とも思っていません。確かに普天間が国民の関心事になるのはマスコミの影響力が多大であることは事実でしょう。しかし、逆に国民の関心事になってなにがまずいのか。国民が政治の動向に関心を持つことを声高に叫び続けたのは民主党ではなかったでしょうか。

    そもそも民主党は最大限にマスコミを利用して政権を取ったようなものではなかったでしょうか。政権奪取後の「“第1回”事業仕分け」では連日その報道が繰り返され、多くの国民は「いよいよ民主党がやってくれるのだな」という期待も抱きました。結果は期待はずれではあったものの、「1回目だから」という情状も働いたのも事実だと思います。
    それが普天間移設に関して、3月中に政府案を、5月末に決着を、と自ら語った言葉の実行が怪しくなると、「マスコミが騒ぎすぎたので失敗した」という虚言を言い始める始末で、もう本当に末期症状なのだなと思います。
    第一、まったく政府からなにも知らされていない沖縄県民や徳之島島民に突然移転案を提示して合意を得られると本気で思っているのか、思っているのだとしたら、あまりにも世間知らずか、あるいは莫大な政府補償を行う(金で強引に解決する)つもりなのか、いずれにしても4月中旬を過ぎて残り1カ月強となった今、なにも交渉が行われていないのに「なんとかなる」との発言には、オバマ大統領でなくとも「本気か?」と思わざるを得ません。


    もう1人。
    やはり「民意」を徹底的に無視して、現政権凋落の主要因となった人がいます。ご存じ、亀井郵政改革相。

    4月16日産経新聞「郵政非正規社員化、反対8割に亀井氏『腰を抜かした』
    引用ココカラ◆亀井静香郵政改革相は20日の閣議後会見で、産経新聞が行った郵政改革案に関するアンケートで、非正規社員10万人を正規化する計画に対し、反対意見が83%を占めたことについて、「同じ仕事をしながら、給料3分の1という劣悪な労働条件で働いている方が正社員になることに、80%以上こえる国民が反対するというのは、私は腰を抜かしたね」と不快感を示した。◆ココマデ

    言葉は悪いですが「もうアホかと」。
    亀井氏の「同じ仕事をしながら~」と言うのは、郵政問題の一側面を語っているにすぎません。世論調査に関して「世論調査の結果で政治を行うのであれば政治家はいらない」と言っておきながら、自身はこうやって一側面だけを語って世論を誘導しようとしています。
    そもそも、この非正規社員10万人を正規化するためになにが行われるのか。
    ・銀行と保険を下部組織にして利益を吸収する
    ・預貯金残高を倍に引き上げて民業を圧迫し、国債への投資額を増大させる
    ・生命保険などこれまで扱っていなかった商品を販売し、さらに民業を圧迫する
    ・パスポートの受け取り、住民票の発行など、特殊な権限を付与する
    ・組織間にかかる消費税500億円を免除する
    これらを行った上で10万人を正規化するわけであって、あからさまな特権付与、利益誘導の形がそこに見ることができます。手紙(親書)の扱いだけでも特権を与えられている郵政に、さらなる特権を与えてガチガチに守る、その結果としての正規化であるわけですから、それを給料や待遇面だけ語るなど笑止千万、詐欺行為とも言える話です。
    例えば、この組織間の消費税免除ひとつとっても、あからさまな不公平を生むことは間違いありません。同じようにトヨタの組織間の消費税を免除すれば関連会社の非正規社員数万人を正規化することができるとしたら実行するのでしょうか。だとしたら、日本の子会社を持つすべての会社の消費税を免除すれば数十万数百万の非正規を正規化できるとするのなら免除するのでしょうか。一方の個人事業主である八百屋さんはたった1000万円売り上げただけで消費税を支払わなくてはならないのに? 1000万円の利益ではなく“売上”ですよ。これこそ亀井さんの大嫌いな「大企業優遇」ではないでしょうか。こういったおかしなことがまかり通ろうとしていること、国民はきちんとそこを理解しているのです。


    もう1人いました。小沢幹事長です。
    4月13日スポーツ報知「小沢氏、支持率『関係ない。当たったことねぇもん』

    それだけの選挙対策を行っているということでしょう。郵政票や日本医師会票、「コンクリートから人へ」の真逆を行く公共事業費の増額といった利益誘導型の薄汚い対策を。

    2月16日zakzak「民主党支持=予算!?陳情一元管理で露骨な“利益誘導”
    引用ココカラ◆鳩山政権が2010年度予算成立前に公共事業の予算配分(個所付け)方針を地方自治体に伝えた問題をめぐり、国会での釈明に追われている。民主党の小沢一郎幹事長が主導した陳情一元管理の「成果」をいち早く知らせ、参院選での集票力強化につなげたい狙いがあったためだ。実際、予算が増額されたのは民主党の優勢地域や参院選の重点地域が多く、これまで同党が批判してきた「利益誘導」まがいの結果となっている。◆ココマデ


    民主党はその出だしのクリーンなイメージとは違い、かつてないほどのダーティなイメージに転換しました。ここまで一気に支持率が低下したのも、そのイメージのギャップによるものだと思います。
    民主党は明らかに政策運営を誤りました。自民党時代の「負の遺産」である公務員制度改革や公益法人改革、公共事業の見直しなどを粛々と行っていれば、喝采を浴び続け安定政権となったはずです。例え子供手当や高速道路無料化などといった派手な政策を打ち出さなくても、例えそれがマニフェスト違反だと罵られても、財政健全化の緊急性をきちんと説明すればもともとこれらの政策には反対意見も多かったわけですから、国民の信は得られ続けたのだと思います。
    ところが、民主党が実際に行ったのは、財政のツケを後年に送る巨大バラマキと、国民が忌み嫌う選挙対策ばかりの、自公より露骨な利権誘導型政治でした。郵政票の確保を目指すばかり(小泉進次郎氏に言わせれば「支持率0.0%の」)国民新党の意見を丸呑みにし、医師会票を獲得するために長期に渡って引き下げられ続けてきた診療報酬を値上げしました。こうやって強固な選挙地盤づくりに邁進するあまり、露骨で不自然な政策がどんどん打ち出され続けていったのです。
    結果として自身を生み出した(最大の支持母体とも言える)浮動票から完全に見放された民主党。そして一番上に書いた「マスコミが悪い」という責任転嫁。これほどまでに民主党が醜聞を晒すことになるとは、1年前に誰が予想したでしょう。


    参議院選挙まであと3カ月。民主党はこの残り期間にどれだけあがいてくるのでしょうか。2月の長崎県知事選で明らかになったように「支持してくれるなら」といった汚い選挙戦術を取ってくるのでしょうか。
    今回の参院選における民主党の改選数は54議席。社民、国民新がそれぞれ「1議席も減らさなかったとして」民主が6議席を失えば与党での過半数は維持できなくなります。その場合、法案は参院を通らなくなり、衆議院に差し戻し。衆院で2/3を確保していない与党下では、法案は一切可決できなくなるという最悪な状態となります。
    一方で、参院過半数を維持できれば、「信を得た」という一言でさらにおかしな、国民にとっては不都合な政策が打ち出されていくことになります。進むも地獄、戻るも地獄──。国民をこんな気持ちにさせてしまう現政権の罪は深い、そう思います。

    テーマ : 民主党・鳩山政権
    ジャンル : 政治・経済





    臍帯血の活用促進を。

  • 2010.04.15
  • 来月の我が子誕生に向けてさまざまな準備に追われているわけですが(詳細は拙ブログ「生活のカケラ。」にて)、その中でも哺乳瓶やオムツなどは産後すぐに必要だとしても、スーパーやドラッグストアでもいつでも手に入るわけで、準備するに越したことはないのだけど、慌てるほどのものでもないですね。ベビーベッド、チャイルドシート、そういったものも急ぐ必要はあるけれど、やっぱり最重要ではないわけで……、で、なにを言いたいかというと、臍帯血の話。こればっかりは生まれたその日、そのときにしかどうすることもできないものなので、絶対に忘れてはいけません。

    で、まずは臍帯血ってなんだろうってところから。
    Wikipediaによれば、「臍帯血とは、胎児と母体を繋ぐ胎児側の組織であるへその緒(臍帯;さいたい)の中に含まれる血液。造血幹細胞が多量に含まれていることが知られている」とのこと。

    で、この文中の一番大切なところは「造血幹細胞」という部分。

    では、造血幹細胞とはなんなのか、となると話がどんどん広がってしまうので、簡潔に説明すると、造血幹細胞とは、主に骨髄中にあって、血液を構成する白血球や赤血球、血小板を生み出す元の細胞となるもの。つまり、「血液の元」と考えればほぼ間違いありません。血液を構成している細胞には寿命があって、例えば白血球に含まれる好中球は1日、赤血球では120日程度と言われています。で、死ねば使えなくなるわけで、新しい血液を作らなければいけません。これを作っているのが造血幹細胞です。
    で、造血幹細胞が不良化すると血液の製造ができなくなるわけで、血液は酸素を各細胞に運搬したり、老廃物を運び出したりする大切な役割を持っているわけですから、人体にとっては非常事態となるわけです。このような状態になって、血液量が減少するのが再生不良性貧血です。また、正常な白血球や赤血球、血小板などが作られなくなり、機能低下が起こるもの、これが白血病です。

    これらの病気の治療法として有効なのが臍帯血中の造血幹細胞の移植であり、移植することができるHLAという白血球の型の範囲が広いことから臍帯血中の保存、利用が有用とされています。

    ここまでのおさらい。
    へその緒の中に含まれる臍帯血は、血液を作る元であり、血液の病気の改善に有用、と。

    で、これを取っておいて、こういった治療に役立てようというのが臍帯血バンク。
    この臍帯血バンクには公的バンクと民間バンクの2種類が存在しています。

    ・公的バンク……善意で臍帯血を寄付してもらい、血液病の患者に対してこれを移植する。「日本さい帯血バンクネットワーク」がその連絡調整を行い、臍帯血の保存等の実務は各地の臍帯血バンクが行う。無料。
    ・民間バンク……本人のためにお金を払って保存しておき、将来これらの病気を発症したときに役立てる。「ステムセル研究所」や「シービーシー」など。料金は10年~20年保管で20万円~30万円と高額。

    さて、広く活用できるものなら、公的バンクに保管してもらい、なるべく多くの人に役立ってもらいたいと思うもの。民間バンクは料金も高額ですし、自分の子が血液病にかかる確率等を考えれば、その投資には躊躇せざるを得ないところもあります。それでも、高額な料金を払ってでも本人のために臍帯血を保管する意味があるわけで、それが「再生医療」です。

    また新しい言葉が出てきて混乱してしまいますが、臍帯血の中には間葉系幹細胞という体の組織を作る元となるものが存在していることがわかっています。詳細な解説は避けますが、つまり、臍帯血の中には、血液を作る元となるものと、体を作る元となるもの、これらが含まれていることがわかっているわけです。
    で、この血液を作る元となるものを使って血液病を、体を作る元となるものを使って、機能不全に陥った臓器や皮膚、血管、骨などを再生できるのでは? という研究が進められているのです。

    ですから、子供が将来的になんらかの治療が必要だとわかったときに、保存しておいた臍帯血を用いることで、治療困難と思われていた病気を治すことができるのでは? と期待されているわけで、つまり保険的な役割でこの臍帯血を保存することが望ましいのです。

    やっと全体像が掴めてきました。
    で、上に書きましたが、これを保管するための料金が10年~20年で、20万~30万円。これはけして安い料金ではありません。ただ、子供に病気やケガなどを補償する保険をかけたとして、年間にいくらかかるのか。それを考えれば高い値段ではありません。まして子供手当です。満額支給ともなれば、月2万6000円、年間31万2000円になり、1年で支払いが済んでしまいます。であるのなら、ますます子供手当の使い途がなんだかよくわからないことになりますね。

    前回、「『子供手当』をもう一度考える。」として検証していますが、読売新聞の報道によれば、子供手当の受給対象者のうち、7割が子供手当を「子供のための貯蓄」に回すとの考えを持っているとのこと。もちろん、これは「現在子供を養育している」親が対象の調査なので、臍帯血への出費は考えられませんが、これから出産を控えている家庭にはぜひ考えてもらいたいことだと思うのです。
    また、国や地方、医療機関が率先する形で臍帯血保存を働きかける、もしくは子供手当を流用するといった行動があってもいいように思います。骨髄バンクのように、ドナーの負担があるわけではありませんし、その有用性も高いのであれば積極的に関与すべき話だと考えます。

    で、最後に残念なお知らせ。
    4月9日の読売オンラインの記事。「さい帯血バンク運営危機赤字続き、繰越金も底」から。

    臍帯血を保管する公的バンクには「日本さい帯血バンクネットワーク」があり、実務はその下部組織である現地法人が行っていると書きました。その、「宮城さい帯血バンク」が事業継続困難に陥っているという報道です。
    バンクの報告によると、人件費や検査等で年間3000万円のコストがかかるところ、国からの補助金はわずか2300万円しかないとのこと。2300万円ですよ? わけのわかんない公益法人や独立行政法人には数千億単位でお金をばらまいているのに、人命救助や最先端医療といった観点からも有効性が高いと思われる事業に、わずか2300万円とは。この国の意味不明な仕組みには、もはや呆れてものが言えません。

    ※今回は「日常のカケラ。」「生活のカケラ。」両方に同じ内容を掲載しています。

    テーマ : 日記というか、雑記というか…
    ジャンル : 日記





    「子供手当」をもう一度考える。

  • 2010.04.08
  • 改めて子供手当の話。

    前回、子供手当は国内に生活する100万ともいわれる中国人・朝鮮人を対象としたもので、そこに参政権をセットで突っ込んで、この表を獲得するための愚策と書きました。で、主に、在日外国人について書いたので、今日は子供手当の抱える問題点について書きます。改めて僕が書く内容でもないですが、我が子の出産が迫っているため、人ごとではありません。

    で、子供手当。
    改めて、これはなんのための手当なのでしょう。子育てを国が応援し、結婚しても出産しても安心して暮らせるための制度作り、いわば「少子化対策」の一環であることは間違いないように思うのですが、読売オンラインの記事「子ども手当、7割が「子供のための貯蓄に」」。
    これによると、子供手当が支給される15歳以下の子供がいる家庭(山形県内450世帯の57.8%=260世帯)に、子供手当の使い道を尋ねたところ、「子供のための貯蓄」が68.1%となったという。
    ほかに、古い記事では、朝日comの昨年12月の記事「子ども手当て使い道、最多は「貯蓄」」というのもあります。
    これによると、全国調査では貯蓄は37%と上の結果よりは少ないものの、「保育・教育サービス」が30.6%、「子供服など物品購入」が18%だったといいます。で、この朝日comの記事の興味深いのは、年収1250万円以上の世帯では、「保育・教育サービス」に使う割合が6割を超えたにも関わらず、300万円未満の世帯では同割合は23.8%に留まったということ。
    これはいったいどういうことか。というか実にマズイ結果と言えるのではないでしょうか。

    まず、少子化対策に使われることを、そしてそれにより経済効果を期待したものの、その効果はほとんど見込めないということ。そして、所得の高い人の子息はそれによって、高等教育を受ける機会がさらに増えるということ、これは明らかにマズイですよね。

    子供のための貯蓄にしても、満額となった場合、年額は31.2万円。15年全額だとすると468万円。15年分の利息など考えればおよそ500万という貯蓄を政府がしてくれることになります。これが大学の学費になるのか、それとも子供に渡して子供が好きに使うのか、だとしたら15年後には経済効果は期待できるのかもしれないけれど、少子化対策にはまったく関係ないということに。
    まして、国内に住所を持つ外国人の(海外に残されている)子供にも支給されるわけで、1人あたり31.2万円を政府が無償で国外にばらまくことになるわけです。その額なんと、1年間で3,120億円。15年では4兆6800億円! もちろん100万人全員に子供がいるわけではありませんが、子供が1人ということもないわけで、この5兆円弱という金額が極端に少なくなることは考えにくい話。仮に1/5だとしても1兆なわけで、国債残高が1,000兆円にも迫ろうかという赤字財政のなかで、どうして海外に何兆円も支出しなければならないのか、まったく意味がわかりません。
    しかも、その子供を確認する手段は各自治体に任せるというのだから、なおさら意味がわかりません。その支給対象を「日本に住所のある15歳以下の子供を持つ親」に支給するのではなく、「日本国籍を持つ子供の保護者」とすればさまざまな問題が解決できるように思うのですが、いかがでしょうか。
    これなら、児童擁護施設にいる子供にも、海外にいる親が日本に子供を残している場合でも、もちろん、日本人の子供でありながら親子そろって海外にいる場合にも、とにかく支給対象は日本人となります。その経済効果は期待できなくとも、不公平感は是正されます。わけのわかんない外国人の子供には支払われて、養護施設で苦労している子供には支払われないのでは、圧倒的に自国民のための制度とは言えないはず。そこが是正されるだけでも価値があると思うのです。
    支給の条件は、読売オンラインの記事「海外在住の子ども手当、年2回面会など条件
    によると、「年2回の面会」や「4カ月に1度の送金」「来日前の同居」など、厳しくされる見通しらしいですが、それは外国人の不正受給を防ぐ目的でしかありません。自民党のセンセイが発言していたように、「アラブの王様が……」は解決していないのです。

    で、教育問題。
    これは高校の無償化にも同様の懸念があります。つまり、富裕層に対しても、子供手当、高校無償化は制限がないため、そもそも子供の養育に関して金銭的労苦を感じていない世帯では、子供手当と無償化によって浮いた費用を、全額、塾などに充てることができるわけです。一方で、収入の少ない家庭では、それらの浮いた費用は、苦しい家計費に回されることになるわけですから、富裕層と貧困層の教育ギャップはますます広がることになります。ただでさえ、世帯収入と子供の学歴は比例関係にあるのに、それがさらに助長される結果となるわけで、看過できる話ではありません。
    もうひとつ、高校無償化の話で言えば、私立と公立の学費補助額の違いにも違和感を感じます。
    というのは、一般的に地方では、優秀な子供は公立に行く傾向が高いからです。私立はそもそも地方には少ないわけで、出来のいい、上位数パーセントは確実に、その地方の最優秀公立高校に進学します。2番手、3番手も公立高校という地方も少なくないでしょう。そうなると、中堅の子供(つまり、世帯収入と子供の学歴の比例関係から言えば、並の世帯収入の子供)が私立高校に行くわけで、優秀な子供は無償で公立に、さらに浮いたお金で塾等に、中堅の子供は私立で負担もあって塾に行けずに、という構図が完成します。「私立はお金を持った富裕層の師弟が通う」という見解は、都内などの都市部に見られる構造で、広い地方ではそれは必ずしも当てはまらないのです。

    こういった問題をたくさん抱えたままはじまった子供手当と高校無償化。これを永年の制度としたいのなら、もっと確実に詰めて、徹底論議を交わした上で、全議員・全国民納得の上でスタートすべきであったのに、欠陥だらけのままスタートする以上、選挙対策のバラマキと言われても致し方ないでしょう。

    で、我が家ではどうするか。
    もちろん、子供の学資保険と、臍帯血の保管料に充てます。当然です。

    テーマ : 気になるニュース
    ジャンル : ニュース





    たった5分で嫌になっちゃった話。

  • 2010.04.05
  • 本当は、本当はね、こういうこと書きたくないんですよ。批判とか中傷とか、そういうのは。と言いつつ、あれこれ書いてるわけですけど、これは「少しでも良くなってほしい」という現れですからね。

    で、今日はドラマの脚本について。

    もう番組名とかも言ってしまおう。4月4日の夜にスペシャルで放送されていましたね。「世にも奇妙な物語」。で、全然見る気もないまま、5分くらい経ってチャンネルを合わせました。香里奈さん出演の分。その9時5分から9時10分までのわずか5分の間に、本当に嫌になっちゃったって話です。

    ネタバレでもなんでもないので書いてしまいますけど、まず1つ目。
    どうやら香里奈さんは事件記者らしい。で、自宅のような部屋に居るときに電話がかかってきて、それに対する受け答え。もちろん、これは一言一句間違いないわけではないですよ。ニュアンスとして言った言葉を書き出します。
    「あと15分後に現着できるから」
    え? どういうこと? もちろん言ってることはわかります。「15分後には現地に着く」ということなのでしょう。だったら、「15分で着くから」でいいですよね? 「あと15分後」というのがおかしな言い回しですし、「あと」と付ける場合は、例えばなんらかの事情で遅れていて「まだですか」「あと15分で着くから」みたいに、それまでにもそこに向かって動いている状況が必要だと思うのです。

    2つ目。
    現地に向かっているときに、後輩と思われる人物が車で通りかかる。そこでの会話。
    「でも、本当に良かったんですか。久々の休暇だったのに」
    え? え? どういうこと? もちろんね、これも言ってることはわかります。「お休みのところ恐縮です」ってことでしょう。だったらそう言えばいい。自分たちで電話で呼んでおいて「本当に良かったんですか」ってそんなバカなことを言う人っているのでしょうか。

    3つ目。
    事故現場に到着する香里奈さんと後輩。ビデオカメラを回しながら事故の被害者の救済に当たります。で、それをニュースで伝えるアナウンサーの言葉。
    「レスキュー隊より早く到着した当番組スタッフが救助にあたり……」
    え? えぇっ? どういうこと? ことの詳細はこういうこと。たまたま通りかかったスタッフがいた。それで、香里奈さんをはじめとする取材チームに連絡をして、みんなが駆けつけた。それがレスキュー隊より早かった。だとしたら、この最初に通りかかったスタッフは、レスキュー隊より先に取材チームに連絡したってことになりませんか? 救急車の平均到着時間(全国)はおよそ7分。都内だったらもっと早く到着する可能性だってある。まぁ、香里奈さんの居たところからかかる「15分」というのが、「走って」だとしたら、2~3kmのマンションに居たのでしょう。で、会社はそこから車で数分。現地までも数分。その車にたまたま巡り合わせたから、早く到着できた。それでよし。いいの?

    4つ目。
    上司が香里奈さんに現場からデスクへの異動を伝えます。そのときの香里奈さんの言葉。
    「嫌です。私は現場が好きなんです」
    もうさ、ちょっと勘弁してください、本当に。詳細を説明します。香里奈さんは「めざましテレビ」のスタッフなんです。「めざましテレビ」と言えば、「目覚まし調査隊」とかやってるとこですよね? そのスタッフが「私は現場が好きなんです!!」とか、もうね……。

    5つ目。
    事件の映像にすべて映り込んでいるオヤジがいるんです。これが今回のストーリーの肝なんですけど、どうしてそんなことができるのか、という会話。
    「わかった。ほら昔もあったじゃないですか。自分で放火して消火して、ヒーローになりたいみたいなのが」
    「私も考えた。でもほら、見て。だったら一番に救出するんじゃない? それなのに彼は助けようとしていないのよ」
    だから? だからなんなの? 「ヒーロー限定」で考えないでよ。事件起こして、救急車とか消防車とかマスコミとかが集まって来るのを見てるだけで楽しいっていう犯人なんでしょ、このオヤジは。それで決着でしょ。


    ふう。
    いいんです。たかがドラマだし。そんなに真剣に考える必要もないこともわかってます。でも、これがたった5分に起きた不可思議な話の展開ですよ。だから「世にも奇妙な話」なんだ、って、そんなわけではないでしょう?
    とはいえ、最近のドラマには本当にこういうことが多すぎて、だからこそそれがドラマ離れに繋がっているんだと思います。どうしても視聴率があがらない→安易な原作に頼る→更なる視聴率の低下……、スパイラル。
    「ではおまえがやってみろ」と言われるかもしれません。でも、それはそう言う問題じゃありません。

    例えば、車を作るにしても、何十何百という行程があって、それをひとつひとつ、ネジ1本締め忘れないように作り上げていく。制作工程に無理が生じないように、破綻が起こらないように、すべての製品は正確に作られていく、そういうものです。
    料理だってそう。そこに醤油や砂糖を入れるのは理由があるからで、思いつきで適当に入れていったらとてもじゃないけど食べられないものになります。それが個人の家で作られたのなら、味が濃すぎたり、煮すぎて崩れたりしてしまってもご愛敬ですが、お金を頂戴する以上、適当なことをしていいはずがありません。どうしても適当なことをしたいのなら、適当なことが正当化できるようなぶっ飛んだ設定にすればいいだけのこと。ギャグマンガにツッコミは不要ですから。

    僕が気になってしまうこういった細かなミスの積み重ねは、大きな謎の信憑性をも狂わせていきます。僕は「世にも~」の結末を見て、「そんなことあるか」と言ってるわけではありません。この作品は明らかに不自然な謎が最初から存在しているわけですから、そこにいたる過程は神経質すぎるくらいでも構わないと考えます。そうすることによって、不可思議な事件がより緊張感を持って描かれ、迫力あるものとなって心に迫ってくるのではないでしょうか。

    僕は、クリエイターの端くれであるからかもしれませんが、そういう適当さに対してすごく不快感を覚えます。つまり、末端で行われる適当さや偶然性に、嫌悪を感じます。それは少し過剰すぎるかもしれません。けれども、上に書いたように、日々、どんな職業であれ真剣に作業が行われていることを鑑みると、いくら娯楽とはいえ適当さが許されるはずがないと思うのです。

    【以降にネタバレを含む話が続きます】

    テーマ : 日記というか、雑記というか…
    ジャンル : 日記





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    常盤荘太郎

    Author:常盤荘太郎
    いろいろと調べることが好きで、そのことでわかったことを基本に日常の疑問、感じたことなど、日々の話題にいろいろとツッコミを入れていきます。
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    もよろしくお願いします。

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