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    すさまじいまでの暴論。

  • 2010.09.15
  • 個人攻撃は避けたい、そう思いながらも結構個人名やその主張を挙げて意見させてもらっています。それでも政治家や著名人ならともかく、一般の方の意見に口だしするのはやっぱりあんまり気分のいいものではなくて、迷いながら、という感じだったのですけど……、でも、あまりの暴論にもうひとつだけ。
    お相手はもちろん「きっこ氏」。

    昨日、代表選の結果について書いて、小沢君支持の方々の弁明というか言い訳が楽しみだと、自分でも思わぬドS発言が出てしまいましたが、昨晩、きっこ氏の言い訳が掲載されていました。

    で、その言い訳の内容をすっごく簡単に言うと、「小沢一郎と書かれた党員・サポーターからの投票用紙を誰かが捨てたのでは?」というもの。まさに妄想もここまでいくとあっぱれとしかいいようがない。

    で、百歩譲って、「誰が捨てたのか」。
    考えられる線はたったの2通りしかない。
    1)郵便局員
    2)民主党本部職員
    で、1の郵便局員は絶対的にありえないことは、きっこ氏もわかるはず。全国300の小選挙区ブロックで同様の行動がとれるわけはないし、そもそも郵便局員は郵便局の再国有化という後ろ向きの改革によって圧倒的に小沢君を支持しているはず。どうしてそんな彼らが、しかも組織的にそんなことをしなければならないのでしょうか。郵政改革を進めるにあたって、亀井君と菅君が大ゲンカをしたことを忘れたとでもいうのでしょうか。ありえません。
    で、考えられるのは2の本部職員。これには可能性がないわけではない。全国から配達された葉書はこの1点に集まってくるわけだし、操作するのも簡単でしょう。ただ、例えそうだったとしても、それは「民主党内」で行われたこと。現実の民主党議員(地方・国会)たちの票がいずれも菅君の勝ちであるわけで、きっこ氏の脳内で行われたとする「操作」も民主党の意志の表明だったというように考えれば、おかしなことでもなんでもないはずです。

    圧倒的に理不尽なまでに小沢君を支持していた「ゲンダイ」も、「民主党の国会議員、党員、サポーターは大バカ野郎だ」という記事を書いており、なんというか、この人たちの発言や行動には本当に呆れ果ててしまいます。こんな人たちが支持している小沢君が総理にならずに本当に、本当によかった、と心の底から安堵している今日この頃です。

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    テーマ : 政治・時事問題
    ジャンル : 政治・経済





    さて、「民意」とやらの言い訳をお願いしよう。

  • 2010.09.14
  • 速報でお伝えしたいので急いで。
    と、いうわけで菅君が再選となりました。国会議員票でこそ、五分五分の情勢でしたが、結果としては菅君の3勝0敗という圧勝であったということです。とくに党員・サポーター票に関しては割り当てられた300票のうち、小沢君が51票、菅君が249票と、17:83という結果に。これはまさにここ最近伝えられていた世論調査の結果とドンピシャの数字となったわけで、「世論調査は嘘っぱちであり信用できない」と妄想的に繰り返していた人たちには赤っ恥となったわけです。

    さて、改めて。
    先般も書きましたが、「きっこ」氏は自身のブログにおいて行ったアンケートにおいて小沢君が18,000票あまりを集めたことが世論だと訴えていましたし、もう1人、板垣英憲君は「マスコミに出ない政治経済の裏話」のなかで、やはり世論調査の信憑性に疑問を呈しています。
    その言い分はきっこ氏とさほど変わりないのですが、驚いたことに、「電話調査により、いきなり質問を受けて、瞬間的に答えてしまう人が多いものよりも、自らの意志で回答する方が実態に近い結果を導き出しているのは、当たり前である。」などと語っていらっしゃる。で、この人の経歴を調べてみれば新聞記者だというから二度驚愕してしまいました。
    この板垣君の考え方を元にすれば、「なにも発言しない一般市民より、凱旋カーに分乗し、隊列を組み、大音量で自らの思想を訴えて回っている方々の方が実態(民意)に近い」ということになってしまいます。民主主義とは多数決の原理を追求することによって、そういった一部の強硬論者の意見を排除する目的で誕生しているのではなかったのでしょうか。そして、その多数決とは、意見を持つもののみの多数決ではなく、意見を持たざるもの、つまり「反対」という意思表示をも汲むはずのものではなかったのでしょうか。これから出てくるであろう、彼らの「言い訳」にはおおいに期待したいところです。

    そしてもうひとつ。
    小沢君の支持グループが代表選前に「一年生議員は仁義をわきまえていない」と語ったとか。
    あまりにも無謀な、あまりにも旧体制的なこの発言がどれだけ小沢君の首を絞めたかということをこの方たちは考えたのでしょうか。

    元々、町会議員や県議会、そして国会議員、どんなものでも議員や首長になるためには、たったひとつの方法しか用意されていませんでした。それは実家が金持ちであること、名家であること。つまり、政治家という仕事は、その地方で大きな会社を経営していたり、広く土地を所有していたりといった権力者たちにしか開かれていなかった、といっても過言ではありません。
    そういった領主に対して「普段、お世話になっているから」との恩義から一般市民が票を投じ、当選のあかつきにはこの「投票してくれた」という恩義から公共工事を持って帰ってくる、これがいわゆる政治家の姿でした。文化の成熟に伴い、この仕組みのなかには労働組合長や教育者などが含まれていきましたが、これも構図は同じ。「お世話になった」というこの一点において、支持し、支持される関係が構築されていました。

    そして、ようやく。
    そう、ようやく、市民活動家やジャーナリスト、そして一般人など、特定の層に属さない人々が政治家として活動するようになりました。世襲批判も追い風になったのかもしれませんが、従来の方式に囚われない自由な立場の政治家が多く誕生してきました──、というかきたはずです。
    ところが、小沢君の支持グループの発言は、彼らがこういった新しい社会の動きにまったく対応しきれていなかったことを図らずも露呈してしまいました。同時に、「小沢氏に対する恩義」を協調するあまり、実際に票を投じる予定の有権者(世論)の気持ちからも大きく乖離してしまった、これが敗戦の原因ではないでしょうか。


    いずれにしても、僕は今回の代表選の勝敗の行方を左右したのが、党員・サポーター票であって本当によかったと思います。民主党の諸君にはこのことを重々肝に銘じ、日々精進してもらいたい、心の底からそう思います。

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    僕が小沢君を嫌う理由。

  • 2010.09.08
  • 僕ははっきり言って小沢君が大嫌いです。それは小沢君がとても嘘つきだからです。

    と、いきなり小学生の作文みたいになってしまいましたが、書いたことは事実。僕は小沢君が大嫌いで、それは小沢君が嘘つきだからだ。
    まず、世間が小沢君に対して抱いている大きな嫌悪感のひとつ「政治とカネ」。これがいつまでも騒がれるのには、やはりどうしても納得できない嘘があるからでしょう。それはいわゆる「4億円の原資」と言われる問題のことです。

    4億円の原資、説明変えた理由語らず…小沢氏
    2010年1月24日11時36分 読売新聞
    (略)小沢氏の資金管理団体「陸山会」による土地購入の原資4億円について、小沢氏は今月16日の党大会で「私どもが積み立ててきた個人の資金」と説明。その前後、小沢氏側の弁護士は、「小沢氏の父からもらった金を信託銀行に積み立て、1997年頃に崩して小沢氏の自宅に置いてあった」としていた。
     しかし、この時期にこの口座から引き出されたのは3億円で、土地代金など計約3億5200万円に届いていなかった。小沢氏側の弁護士はその後、「口座は妻子の名義で、97年のほかに、01年にも6000万円を引き出した」と説明し、保管場所についても、「小沢氏の自宅」から「事務所の金庫」に変えた。
     さらに、この日の記者会見で配布した文書では、〈1〉85年に(東京都内の)湯島の自宅を売却して、深沢の自宅の土地を購入するなどした際の差額を銀行に積み立て、89年に引き出した2億円〈2〉97年に引き出した3億円〈3〉02年に引き出した6000万円――を事務所の金庫に保管し、これらのうち、残った4億数千万円の中から、土地代金を捻出したと記した。
     4億円の原資について、小沢氏側はこれまで別の説明をしていた。
     まず、07年2月、今回の問題の土地を含む同会の不動産取得の経緯などについて資料を公開した際には、同会が多数の不動産を保有していることについて「政治献金の有効活用」と説明。昨年10月、読売新聞が取材した際、陸山会は「4億円の定期預金を担保に銀行から受けた同額の融資」と回答していた。


    つまり、一度は銀行から受けた融資であると、しかも定期預金であるとしています。ところがこれは定期預金ではなかったことがすぐ後に判明します。

    『小沢氏、4億円の原資の記載なし』判明…東京地検、小沢氏に聴取を再要請
    2010年1月18日 asahi.com
     小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の2004年の土地取引をめぐる政治資金規正法違反事件で、小沢氏が土地代金に使われた4億円の原資と説明した「個人資金」について、小沢氏が衆院議長あてに提出した資産報告書には、該当する預貯金(当座預金と普通預金などを除く)の記載がないことがわかった。
     国会議員の資産報告書は、各選挙後に提出され、93年から公開が始まった。しかし、小沢氏は93年分から直近の提出となる05年分まで、「預金」「貯金」「郵便貯金」「金銭信託」についてはすべて「該当なし」と申告している。
     当座預金と普通預金については記載する必要がないが、小沢氏の父の小沢佐重喜・元建設相が死去したのは68年。銀行関係者は、利回りが低い普通預金に4億円もの資金が約30年間も預けられていたとは考えにくいとしている。


    で、先の記事内容に戻るわけですが、「報告義務」のない、「普通預金」で管理していた、ということにするのです。しかも、このお金は不正なカネなどではなく、あくまでも「個人資金である」という説明をしています。
    では、購入した土地は誰のものなのか。

    土地所有は陸山会との『確認書』、作成日を偽装
    2010年1月21日03時11分 読売新聞
     民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る事件で、問題の東京都世田谷区の土地の所有者が登記上の小沢氏ではなく、同会であるとした「確認書」が、2004年の土地購入当時ではなく、土地が同会の所有であると小沢氏が説明した07年2月の記者会見の直前に作成されていたことが、関係者の話で分かった。
    (略)確認書は、小沢氏と弁護士が開いた07年2月の記者会見で、土地取引の契約書や売り渡し証書などとともに配布された。確認書は、「陸山会代表 小沢一郎」と個人としての「小澤一郎」が取り交わしたもので、東京都世田谷区深沢の土地に関して、登記上は小沢氏の名義になっているものの、実際の所有者は同会であるとした内容だった。
    (略)小沢氏は(略)「政治団体は人格なき社団で陸山会名義で登記できない。そのため小沢一郎名義で登記したが、実際の所有者は陸山会」と説明した。
     しかし、この土地の購入代金支払日は、04年10月29日だったのに、確認書の日付は、不動産登記をした05年1月7日になっていた。
     さらに、この確認書が実際に作成されたのは07年2月ごろで、会見の直前だったことも分かった。


    小沢君は、政治団体は人格なき社団であり、登記できないため自分名義で登記したが、あくまでも所有者は陸山会である、という主張をしています。その確認書の作成日が偽装されていたのは笑えない冗談でしかありません。

    で、2010年9月6日、代表選を控えた小沢君は「NEWS23 X」に出演し、松原キャスターの質問を受けます。
    松原キャスターは尋ねます。「陸山会名義で購入した土地は誰のものになるんですか?」と。
    小沢君は「君たちももっと勉強してください」と前置きしながら、上と同じ主旨のことを発言します。つまり「政治団体は“権利能力なき社団”であるため、登記ができなかったため自分名義で登記した。ただしあくまでも所有者は陸山会であるとの確認書も交わしている。ゆくゆくは政治団体に権利能力を持たせようと思っている」と。
    で、この確認書、法的にはなんの意味も持たないわけですし、現行法では政治団体は権利能力を持ちえていないわけで、このままの状態で(小沢君が進めようと思っている)法整備が行われなければ、当然の結果として小沢君の所有物となるわけです。
    松原キャスターはたたみかけます。「では、奥さんやお子さんのものになるということは?」
    「ありえません」
    いや、「ありえます」。現状では小沢君の言う「法整備」は行われていないのですから。

    さて。
    ここで、思い返してほしいのは、このお金はどこから来たと説明をしているか。
    これは、小沢君曰く、「私どもが積み立ててきた個人の資金」であるわけですから、個人名義の土地であっても、それが家族に相続されても問題はないはずです。それを政治団体の資金としなければいけなかった理由とはいったいなんだったのでしょうか。これがまずもって大きな疑問。
    そしてもうひとつ。この問題がここまで根を深くしているのには小沢君の説明の態度に対して納得がいかない国民が多いということが挙げられるかと思います。拙ブログでもこの件に関して、今年の1月16日に書いています。
    小沢君は同月12日の記者会見において、「いずれにしても、きちんと一応の区切りがつきましたならば(略)お答えいたしますが」と言っているわけですが、あれから半年以上が経過してなお、小沢君の口から「お答え」が発せられたことはありません。
    この間、小沢君は常に同じ言葉を用いています。
    「強制捜査権のある検察当局が強制捜査をしたうえで不起訴としたのだから、私にはやましいところがないことがこれ以上ない形で証明された」と。
    しかし、検察が下した処分は、あくまでも「嫌疑不十分」による不起訴であって、「嫌疑なし」による不起訴ではないわけです。これはすごくひどい例えをするのならば、誰か(A)が誰か(B)に誰か(C)を殺すように命じ、それが実行されたとしても、AがBに対して明確に指示した形跡を発見できなければAは殺人罪には問われない、というようなものであって、この例に当て嵌めて説明すれば、検察はBである秘書が「勝手に収支報告書の偽装工作を実行するはずがない」と考えているわけです。Bに自分自身が実行することによって自らの利益となることがあるのならともかく、それが存在しない以上、BはAの意志に従ったと考えるのが妥当だと、そういうことです。
    これはごくごく一般的な市民感情と合致します。それがまさに小沢君への支持が低い理由であり、検察審査会が「不起訴不当」という判断をした理由にも繋がっています。

    ところが小沢君はあろうことか、自らが審査の対象となっているこの検察審査会に対して意見をします。

    【民主党代表選】小沢氏が『素人の人が…』と検察審査会に疑問
    2010年9月3日14時57分 産経ニュース
     民主党の小沢一郎前幹事長は3日午前の民放番組で、自らの資金管理団体をめぐる政治資金規正法違反事件を扱っている検察審査会について、「一般の素人の人が、それをいいとか悪いとかいう今の仕組みが果たしていいのかどうかという議論は出てくる」と述べ、制度見直しもあり得るとの考えを示した。

    で、先の「NEWS23 X」。松原キャスターがこの件について触れると「そんなこと言ったかな?」とすっとぼけ。で、最終的には「きっと適切な判断をくだしてくれると思う」と、自らに都合のいい判断が出れば「民意扱い」、そうでなければ「素人扱い」です。

    さてさて、この民意とはいったいなんぞや、と考えるわけですが、ブロガーとして超が50個つくくらい有名な「きっこのブログ」に、あまりにもおかしな意見がありました。
    つまり、新聞やテレビでの世論調査では菅君の支持が小沢君の支持を圧倒的に上回っているが、これらはメディアの捏造である、と「きっこ」氏は語っているわけです。
    そしてその証拠として、インターネットの世論調査ではまったく逆のアンケート結果が出ていると紹介し、自身のブログで行ったアンケートでも18,000票のうち、小沢君支持が70%だったと紹介しています。たかだか2,000人程度の分母で計った新聞やテレビの調査に比べて、18,000人を超える人たちが回答しているわけで、こちらの方が圧倒的に正確な「民意」と呼べる、と。

    これにはその分析のあまりの稚拙さに言葉を失うほど。
    「きっこ」氏はその本文内にもはっきりと書いています。菅君、君は国民からは全然支持されてないんだよ、と。支持されているとしてもそれは「後ろ向きの支持」なんだよ、と。
    だからこそ、インターネットでは小沢君の支持が多いわけであって、それが民意だなんて言ってもらっては困るわけです。
    新聞やテレビでの世論調査は、「無作為に抽出された番号によって」相手から一方的に連絡があり、それに対して回答を行うもの。いわば「どちらかといえば」を答えさせるものであって、まさに消極的な支持の確認作業でしかないわけです。一方、インターネットでの投票は、「自ら進んで投票行動を起こす」ものであって、まさにまさに積極的な支持が反映されるものであるわけです。
    菅君が「後ろ向きの支持」しか得られていないのであれば、インターネットで票を集められるはずがないわけであって、それを2,000人対18,000人という数の論理に置き換えているところが浅はかと言うよりありません。この小沢君を支持しているとポチッとしたという13,000票弱は、新聞やテレビでの世論調査の「小沢支持」とした15%の一部に過ぎないのであるにも関わらず、論理を飛躍させて「民意」だと言い切ってしまう、こういった無理矢理な理屈の「捏造」には小沢派の必死ささえ感じてしまいます。

    そもそも僕らが昨年の夏に民主党を選んだのだって、圧倒的な消極的支持であったわけで、1年を通して「やっぱり無理だったか」との落胆から参院選で票を投じなかっただけの話。それを小沢君を支持者たちは「執行部は参院選敗退の責任を取っていない」というのだから、これまた不思議な話です。
    改めて書かせてもらえれば、民主党が政権を獲ったのが昨年8月30日。小沢君と鳩山君が辞任したのが今年の6月2日。この間9カ月と数日。一方で参院選が行われたのはその辞任劇からほんの1カ月と少ししか経っていない7月11日。9カ月間責任ある立場にあった人間と、1カ月しかその立場にいなかった人間、どちらにその責任がより大きいかは明確なはず。しかも、参院選は衆院選と違って突然行われたわけでもなく、小沢君は党を預かる幹事長として長い期間に渡って準備をしていたはず。候補者の認定を含め、そのすべてが「小沢幹事長下」で行われてきたものを、どうして「突然負担させられた」現執行部が責任を取らなくてはいけないのか、まったくもって理解できません。
    例えるのならば、自動車レースでポールポジションからスタートしたものの、ドライバーや監督がミスばっかり繰り返してズルズルとポジションを失い、残り1周となったところでドライバーと監督が職場放棄、慌ててハンドルを握ったドライバーと、監督を任されることになった男が「最終的に優勝できなかったのはおまえたちのせいだ!」と責められているようなもので、これこそが市民感情とかけ離れている部分だと感じます。というか、そうやってわざとイチャモンをつけているのだろうなぁ、とさえ勘ぐってしまいます。
    で、(自らがミスを繰り返したことによって)優勝できなかったレースが終わったところで「やっぱりあいつに任せたのが失敗だったな。次のレースは俺がハンドルを握るよ」と辞めたはずの監督がしゃしゃり出てきているような状態で、開いた口がふさがらないとはまさにこのこと。ところがメカニックのなかには、その監督の姿勢を支持する人間が相当数いて、しかもミスを繰り返したドライバーが「自分がドライバーになれたのは監督のおかである。ここは応援するのが大儀」とか言っちゃってるっていうんだから、民主党というのは常人が想像できうる範囲をはるかに超えた存在であるというか……。


    で、なぜ支持しているのか。
    国会議員をはじめとして、一般においても小沢支持を表明する人々は、まるで「そう言え」と教わったかのように「実行力」や「決断力」、つまり「指導力」があると言います。逆に言えば、菅君に対しては「指導力や決断力のなさ」を挙げ、「混迷の時代には小沢君のような人物が必要」と言います。果たしてそうでしょうか。

    素人考えで恐縮ですが、僕は「そんなに実行力や決断力や指導力があるのなら、なぜ今までなにもできなかったのか」と思います。
    経済環境が悪化したのは昨日今日ではないことは皆さんご存じの通り。一方で小沢君が民主党の代表に就任したのは2006年の4月7日。翌7月、民主党は参院第一党となり「ねじれ国会」に突入。同年11月2日、小沢君と当時の総理であった福田君がねじれ国会を是正すべく連立政権についての協議。その後、党内の“反発”により連立を拒否。翌々日の4日、この責任を取って代表を辞任するもさらに翌々日の6日、代表続投を表明しました。2008年代表再選、2009年5月11日、西松問題を受けて代表を辞任。これがここ最近の小沢君の経歴。
    つまり、小沢君は2006年から2009年まで、およそ3年に渡って代表の座におり、その間に参院選の大勝もあって「ねじれ国会」を経験、さらに再選された年にはリーマンショックがあり、百年に一度と言われる経済危機が起きているわけです。
    ねじれ国会の対応については党内に対してすら「指導力」を発揮できず、経済危機に対しては参院第一党でありながら、そして、政権を獲り、与党第一党となりながらも有効な手だてを打てなかったんじゃないの?、と、僕はそう考えています。エコカー割引も、家電エコポイントもすべて前政権からの引き継ぎに過ぎず、唯一の対策とも考えられるモラトリアム法案は国民新党の意見を丸呑み。「民主党として」なんらかの経済対策を行った形跡はまったく皆無です。

    そして。
    小沢君は今回の代表選において「国民との約束」との名目で「昨年の衆院選でのマニフェストを忠実に実行する」と訴えています。ところがマニフェストを早々にねじ曲げたのは小沢君です。

    朝は暫定税率引き下げ指示→小沢怒る→維持
    2009年12月22日20時01分 日テレNEWS24
     ガソリン税などの暫定税率をめぐり、鳩山首相が21日朝、いったんは税率を下げるよう関係閣僚に指示したが、その後、民主党・小沢幹事長の反発などを受けて、税率維持に方針転換していたことが明らかになった。
     政府関係者によると、21日朝の関係閣僚との会議で、鳩山首相はガソリン税などの暫定税率を引き下げる方針を示し、財源にも自信を見せていたという。しかし、その後、小沢幹事長が鳩山首相と電話で協議し、「税率は維持すべきだ」との意向を伝え、急きょ、税率を現行水準に据え置くように方針変更したという。


    さらに、すでに民主党の看板ともなった事業仕分けでも、選挙地盤を固めることが大切だからと新人議員を排除する動きも。このとき鳩山君は「1年生でも有能な議員がいるから、ぜひ行政刷新会議で頑張ってもらいたいとわれわれは考えている」と語ったとか。あれだけひどい状況を作り上げた鳩山君の方がまともなことを言っていると感じてしまうほどですから、小沢君、恐るべしです。
    で、呆れ果ててしまうのは、そうやって事業仕分けを徹底的に行わせなかったくせに、今回の代表選では「無駄の排除」を第一に掲げているのだから、なんというか……、どう解釈したらいいんだか、もはや日本語なのかすら判断ができません。


    さて、で、この実行力だとか指導力だとかの問題に関して、小沢君を支持することを表明している田中真紀子君はこんなことを言っています。曰く、「菅さんはまだ3カ月というが、もう3カ月ですよ」と。
    改めて問いたい。小沢君はいったい何カ月権力の中枢に居たのか、と。

    で、この3カ月発言。詳しく検証してみると、民主党政権下において開催された国会は全部で4回。そのうち菅君が総理として関わってくるのは2回。第174回通常国会の会期は2010年1月18日から6月16日まで。その後、2010年7月30日から8月6日まで8日間に渡って臨時国会が開催されています。
    鳩山君が総理を辞任したのは6月2日。菅君は6月4日の代表選挙を経て6月8日に正式に総理に就任しています。単純に日数だけで言えば、この174回通常国会中に8日間、そして175回臨時国会においての8日間、計16日間しか国会は開かれていないわけで、日本が大統領制ではなく、議院内閣制を採用している以上、菅君がなにかできるハズがないことは少し考えればわかるハズです。

    で、小沢君を支持する人たちは、上に書いたような幾つもの矛盾を抱えたまま「それでも小沢君なら“何か”やってくれる」と言っているわけで、その言葉は「詭弁」だらけ。菅君の資質がどうこうという以前に、対抗馬としての小沢君にほんの一分も信用できるところがありません。


    さてさて、揚げ足取りをもうひとつだけ。
    僕は株と為替をやっているのですが、今日、小沢君の発言が入ってきました。
    曰く、「市場介入も検討すべきであり、単独介入では効果があがらないことは事実だが、覚悟を決めて対応すべき」と。
    で、このことに関して、為替の世界では超が100個つくくらいの有名人である、投資家の酒匂隆雄氏が自身のブログで見解を述べています。
    つまり、(為替はインターネットの普及によって急激に取扱量が増えていて)現在、ドル円の取引量は1日あたり43兆円に達するとのこと。これがどれだけの金額かと言えば、2003年から2004年にかけて行われた大規模介入の総額が40兆円というのだから、なんとかできる額ではなくなっているのが実情であって、あまりにも無知である、とのこと。
    小沢君の支持者はこういった浅薄な考えでさえも「実行力」や「行動力」と評価するでしょうから、あまりにもお粗末です。

    さて、最後に。
    自民党の石破茂氏が9月6日付けのブログで小沢君への支持の不可思議さについて書いています。
    小沢氏支持とは?
    この小沢一郎氏を支持する民主党議員が多くいることが私にはどうしても信じられない。おそらく彼らも、「自分を国会議員にしてくれた小沢氏を支援することが大義だ」と思っているのでしょう。

    おそらくそうなのでしょう。
    ただ、彼らが圧倒的に勘違いしているのは、国会議員にしてくれたのは小沢君ではなくて、そこに住み、税金を払い、「投票することでしか民意を表現できない」国民であるのです。
    その国民が(菅君に対しては「消極的支持でしかない」という以前に)「積極的に」小沢君の排除を望んでいるわけですから、それを無視するといった考えなど、どう逆立ちしたって出てこないはずで、まったく民主党とは……、と思わざるを得ないのです。

    テーマ : 民主党・鳩山政権
    ジャンル : 政治・経済





    プロフィール

    常盤荘太郎

    Author:常盤荘太郎
    いろいろと調べることが好きで、そのことでわかったことを基本に日常の疑問、感じたことなど、日々の話題にいろいろとツッコミを入れていきます。
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